物理学

物理学の素人

ブラックホールとダークマター

 ※今回の記事は完全な想像です。証拠は何もありません。

 前回前々回の続きなので、以前の記事を読んでいない方は先にそちらからどうぞ。

doxaisha.hatenablog.com

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 万有斥力の法則が成り立つ世界において、ブラックホールとはどのようなものなのでしょうか。
 ブラックホールは光さえ出てこられないほどの巨大な引力を持つとされます。
 しかし万有斥力の世界においてそれは見かけの引力でしょう。とするとその見かけの引力はどのようにしてできるのでしょうか。
 私が考えたのは真の真空です。何もない真空にも場が存在するというのは物理学では定説だと思います。
 ではその場さえ存在しない空間があったとしたら?
 それはおそらく真の真空と呼ばれるでしょう。斥力がゼロの何の場も存在しない無の空間。
 この無の空間がブラックホールなのではないでしょうか。その作用機構も一応説明できます。

 無の空間の周りは真空で囲まれています。このとき無の空間の表面から内側へ、ものすごい大きさの斥力が働いています。万有斥力は距離が離れれば離れるほど強くなるからです。真空は無の空間を通して距離が離れているため、無の空間が大きければ大きいほど、表面から内側へ作用する斥力は大きくなります。このとき無の空間の内部自体はゼロの斥力を持っています。つまり表面から内側へは巨大な斥力が働き、内側から表面への斥力はゼロ。よって見かけの巨大な引力が生まれ、あらゆるものを吸い込んで、光さえも外には出られないのです。

 ブラックホールエントロピーは体積ではなく表面積に比例するという記述を読んだことがあります。この謎も前述した仮説なら解けるのではないでしょうか。
 ブラックホールの内部は真の真空、無の空間で、表面の真空による内部への斥力がその引力の本質だからです。

 ダークマターについても同じようなことが言えるのではないでしょうか。
 結論から言って、ダークマターとは密度の高い真空なのではないかと思います。密度が高いということは普通の真空と比べてヒッグス場同士の距離が近くなります。よって斥力が弱くなるので、見かけの引力が増えます。
 ではどうして密度の高い真空が生まれるのかというと、おそらくブラックホール(無の空間)の内側には真空が吸い込まれていくと思うのですね。それを続けていくとブラックホールの中心部に真空が溜まり、表面からの斥力で圧縮され密度の高い真空が生まれます。それは内側から表面への斥力が増えることを意味します。このとき、内側から表面への斥力と、表面から内側への斥力は打ち消し合います。するとブラックホール全体の引力は弱まります。
 この引力の弱まったブラックホールダークマターなのではないでしょうか。

 ※今回の記事は完全な想像です。証拠は何もありません。